2009-07-12から1日間の記事一覧

短歌4首

わがうちの吟遊詩人心病みどこへともなく行ってしまった 暗室の現像液の最中〔さなか〕より浮かび迫り来る あなたが好きだ 宿酔の朝環状線に乗り続ければきみのところに辿り着けるかな ああ今年はいったいだれに頼れよう鬼門の月はふたたび来たり