2009-11-19 短歌8首 詩歌 静かなる独りの饗宴耽る夜露悪的な写真が撮りたい 昨日日が暮れてそれから小便をなん度?明日から授業が始まる 真夜中の灯り落とした闇の中狂った時計ただチクタクと ぬばたまの闇にもすこし馴染んだらなにかが見えるきみの帽子だ 夜の雲見ながらきみも見てるかと逸らしたそれがぼくの敗因 流感に罹るべしふとわずかでもきみの不幸を願ったぼくが 美しい青き空見て寝て起きて夕焼けを見てカーテン閉める 真夜中の団地の屋根の四つ隅の赤い灯を見て泣きたくなった