2010-03-03 短歌8首 詩歌 詩人〔うたびと〕は息するように詩〔うた〕を詠む肺の奥まで弄〔いじく〕りながら*1 辛口のジンジャエール空き瓶の中に無意味な涙を溜める 友がみなぼくより偉く見える日よマクドコーヒーおかわり自由 近くにも遠くにもない逃れえぬ確信を今齎す女 深き夜にクリップ・ライトで本を読むかの女はどこへ泳ぎだしてる 唐突に差し挟まれる気の迷い過去と未来の間にいない 見た夢の中身が思い出せぬこと程度で脅かされてしまい*2 眠れない夜にいろいろ考える過去はほんとの過去ではなくて*3 *1:re. http://twitter.com/_kefi_/status/9625375403 *2:re. http://twitter.com/yukiduki_skr/status/9908714602 *3:re. http://twitter.com/yukiduki_skr/status/9884075685