私は汝=あなたをわが家へと招き入れる
そうして私はこの詩 を詠み始める
女の躰を持ちながら同時に神の顔をもつ者として
私の隣に横たわる汝=あなたのためにあるいは私のほうが汝=あなたに招き入れられたのである
私は汝の元にふたたび帰り着き
私はあなたをふたたび取り戻した
わが家の中央で天に向けて灯された焔が
ふたたび燃え上がっている
以前よりもずっと高く
以前よりもずっと静かにこの焔の元で
汝=あなたのために歌うことは私のために歌うことでもあり
私のために歌うことは汝=あなたのために歌うことでもあるそのようにして私は
汝に祝福されわが家に居留する詩人となり
あなたをあの大樹へと導く旅の詩人となる
この焔はわが家を隈なく照らし
この焔により私はけっして迷うことがない汝=あなたはもうすぐ起き上がるだろう
そして汝=あなたの声によりこの詩 は遮られ
しかしこの焔の中で
永遠となるのだ