短歌5首

この国の六十四年前の elle a été 「事実」以上をいまだ覚えず

罪なしの不自由さから逃れたく神の御業にわれ穴穿ち

立ち止まる生きることの意味分からなくなるだけど死にたくはないんだ

たのむからぼくを騙して「すっぴんでもきみならまあいいかなと思って」

identité とう言葉の意味分からなくなるなる夜の孤独の部屋で