きみの名は分かるのだけど いろいろなものがただ上滑りして行く 喫みなれた煙草味の残ってる口腔だけは現前的で きみの名をその口の中で転がして見るけど いまはまだ分からない だれなのか分からないまま君という言葉を詠まねばならぬと思い 少年のようにで…
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