2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Spinozaと多世界論

以下の文章は、U.O. 教授の演習「スピノザ『エチカ』を読む VI」の期末レポートとして提出したものの転載である。 わたしが Baruch De Spinoza の思想に興味をもつのは、とくに多世界論*1との関係においてである。Spinoza の思想の影響を受けているとされる…

ブログ名変更

ブログの名前を「ユウタ 3.21のブログ」という無味乾燥なものから、「虚人日記〔Le Petit Cahier〕」に改めてみた。元ネタは Agota Kristof 氏の小説『悪童日記』〔« Le Grand Cahier »〕である。

俳句(無季)

9月6日に霧島ホテルにて詠む。 打たせ湯の水面〔みなも〕に揺らめく夕の火よ

Deleuze によって語られる Nietzsche ―― Nietzsche との対話の契機として

以下の文章は、S.N. 教授の講義「ニーチェの歴史思想(2)」の期末レポートとして提出したものの転載である。なお、この文章が書かれてから一月の間に、考えを改めた部分があるが、それを反映させようとすると、おそらく収拾が付かなくなると考えられるので…