2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

無題(改)

雨戸を閉め切って一日中電気灯の部屋で 昼夜など私にとって意味を為さなくなる ただ トイレの窓がそれを教えてくれるのみで私はその窓の闇を恐れる そこから少女の姿を装った魍魎が覗き込み 私を絶望させるのではないかという妄想によってああ 私にとって少…

ダイアローグの断念としてのモノローグ。或いはシへの渇望に対する試み。

死は常に私にとって曖昧な 揺れ動く境界の向こう側のもので その境界はあまりにもぼんやりとしているのだけれど それはきっと境界のこちら側に 私が確固たる現実を感じていないからなのだろう 私にとって常に全ては曖昧で 私にできることといえば 戯れた理論…

無題

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