2007-12-11から1日間の記事一覧

世界との関係の限界に挑むものとしての哲学――『レヴィナス入門』

熊野純彦 著(1999年) ちくま文庫 レヴィナスの思想はぼくの詩に訴えかけてくる。ぼくの詩はぼくの哲学に対して、少なからぬ着想を与えてくれると共に、その厳密性を損なわせもする。そういう意味で、かれの思想はぼくにとって危険を孕んでいる。しかし哲学…